卒後の勤務を条件に学費免除となる学校に入学し看護師に ①

女性でも自立できる経済力を身につけるため看護師に

Yさんが看護師を目指したのは、女性でも手に職をもって、可能な限り結婚や妊娠、出産後も働くべきという母の教えに共感したためです。

 

 

母の背を見て看護師を志す

奨学金の看護学校へ

奨学金の看護学校へ

Yさんの母は、離婚後に女手一つで子育てをしてきた苦労人でした。

 

昼と夜とでパートをかけもちして、非常に大変な思いをしてYさんを育ててくれたといいます。

 

そんな母の背中を見てきたYさんは、女性でも自立できる経済力を身につけるために、手に職をつけようと子供心に思いました。

 

高校のときは栄養士か看護師で迷ったといいますが、漠然とではありますが医療への興味があったこと、またその後の就職のしやすさなども考えて、看護師になる道を選びました。

 

系列病院での勤務を条件に学費免除を受ける

母の苦労を見てきたYさんは、看護学校選びでは奨学金の有無やその内容について慎重に調べたといいます。

 

これまで自分のためにがんばってきてくれた母に、看護学校の費用まで負担をかけたくなかったからです。

 

そこで病院系列のある看護学校を選択し、卒後の勤務を条件に学費の免除を受けられる学校に入学しました。

 

看護学校を卒業後は学費免除の条件通り、系列の総合病院に入職しました。

 

インシデントレポートを書き続ける日々

配属先は一般病棟で、給与などの待遇も低くはなく、Yさんは早く一人前の看護師になろうと希望に胸を膨らませました。

 

しかし早くも1年目にして試練が訪れます。

 

とにかく時間との闘いでもある医療現場においては、正確にかつ素早く対応することが常に求められます。

 

Yさんは子供の頃から真面目な性格で、物事を正確にこなすことは得意だったのですが、慣れない看護業務のなかで素早く対応することがなかなかできず、急げば急ぐだけミスも多くなり、インシデントレポートを提出することもたびたびありました。

 

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