看護師数は転職先を選ぶ際に十分にチェックすべき項目

配置基準と働きやすさは密接な関係があり離職率にも大きな差が

医療関係職にあって他職種にはあまり見られないのが「配置基準」ですが、これは看護師の働きやすさと密接な関係にあります。

 

 

看護師の配置が手厚いほうが働きやすい

看護師配置が手厚い病院

看護師配置が手厚い病院

看護師の配置基準は、一般病床では「7対1」「10対1」「13対1」「15対1」などにわかれ、配置が手厚いほど入院基本料でも優遇される仕組みになっています。

 

「7対1」の体制を整えた病院は、もっとも高い入院基本料が算定できるわけですから、どの病院でも血眼になって看護師を確保しようとするのも納得できますね。

 

病院経営側からみてもメリットの多い「7対1」の配置基準ですが、実際に働く看護師側からみても、配置が手厚いほうが働きやすいという具体的な調査結果がでています。

 

日本看護協会によると、看護師の離職率は常勤、新卒のいずれも「7対1」の病棟において最も低く、常勤が10.8%、新卒が8.5%でした。

 

これが看護師の配置が手薄になるにつれて離職率は上昇し、「15対1」では常勤11.9%、新卒11.8%まで離職率が上昇していました。

 

転職先の看護師数を十分にチェックする

このように看護師の配置基準と離職率、つまり働きやすさは連動していることがわかります。

 

これは、看護師の配置数が多ければ多いほど、夜勤や当直など負担の多い業務の1人当たりの回数が少なくなり、より働きやすい環境が整備されることにつながるからというわけです。

 

この結果を見ると、やはり看護師数は転職先を選ぶ際に、十分にチェックしたほうが良い項目といえそうです。

 

単純に「7対1」を整備しているかどうかだけでなく、突発的な病気や女性ならではの出産、育児休業など、欠員が出ても十分に対応できるだけの人員をそろえているかもポイントです。

 

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