若い頃の業務経験が看護師には大切という言葉が胸に刺さる ②

大病院で救急も含め多くの診療科を経験したベテラン看護師の言葉

漠然と看護師になりたいと思い、それは実現したものの、そのあとのビジョンが描けないでいたNさんは、「誘ってくれるなら引き受けよう」という気持ちで親戚の知人がいる整形外科クリニックで働きはじめました。

 

 

アットホームなクリニック

若い頃の看護経験

若い頃の看護経験

働き始めてからは、実習中に感じたような先輩看護師からのプレッシャーもほとんどなく、おだやかな日々が流れていきました。

 

勤め先のクリニックは一回りも二回りも年上の主婦看護師が多く、独身で時間に自由のきくNさんが気持ちよく土曜や夕方以降の時間帯の勤務を引き受けてくれることで、まわりからも非常に好意をもって迎えられていました。

 

そんな看護師生活も2年目が過ぎ、先輩看護師に教えられなくても自分から動けることが多くなってきた頃のことです。

 

「若いころの経験が大切」ベテラン看護師との会話で

高校生の娘さんがいて、Nさんのことも娘のようにかわいがってくれている看護師と休憩中に会話をしてきたときのこと。

 

その先輩看護師は以前は大病院で救急も含めた多くの診療科を経験し、その後、家庭との両立や自身の体力の衰えなどを感じて開業医に転職した経験を持つ人なのですが、彼女がなにげなく「若いころに大きな病院で色々な経験をしながら、看護業務の基本を勉強できたことは本当によかった」とつぶやいたのです。

 

その言葉は、漠然と「自分はこのままで良いのだろうか」と考えていたNさんの胸に突き刺さりました。

 

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