看護師個人の責任感に依存する運営状況が生んだブラック病院

以前は看護師であれば当たり前だったブラックな労働環境

「実際のところブラック病院って、どれくらいあるの?」

 

このような質問を最近では看護師の間で、かなり耳にするようになりました。

 

 

昔はブラックでも当たり前だった看護師の労働環境

看護師の責任感に依存するブラック病院

看護師の責任感に
依存するブラック病院

かつては、「過重労働・違法労働は当たり前、私生活を犠牲にする長時間労働はやむなし」の病院が大多数の時代でした。

 

また当時は私達看護師も、それが当たり前だと思って働いていましたし、辞める人もよっぽどの事が無い限り、あまりいませんでした。

 

近年、看護師以外の職種から不当労働が明るみになり、ブラック企業というものが一般的になってきましたよね。

 

看護師や病院にもブラックという言葉が使われるようになる以前、私は「それをブラックというなら看護師はどうするんだろうなぁ?」と思っていました。

 

やはりしばらくして看護師にも不当労働、ブラックという言葉が適用されるようになりましたよね。

 

ある裁判の判決が出たのをきっかけに、病院が看護師の労働環境の改善に積極的になったような印象を受けました。

 

看護師個人の責任感に依存していた病院

たしかに、寝る時間も無い程に仕事をさせられるのは不当だと思いますし、看護師だけでなく医療従事者や介護職の賃金の低さは、昔から問題視されていました。

 

私が以前働いていた施設で最近まで働いていた元同僚も、「いい歳になっても、なお過密シフトに加えて様々な委員会活動や係の仕事を毎年任されるので、もう体力が付いて行かない」と総合病院を辞めました。

 

それらの委員会や係の仕事については、もちろんどれだけ時間外労働をしても時間外賃金は付けて貰えません。

 

ですから、できることならしたくないのですが、仕事を任された以上自分がそれをやらないと、明日以降の部署全員の業務に支障をきたすことになりかねないので、安易におろそかにするわけにもいけないのです。

 

昔は、そんな看護師個々の責任感に病院側が全面的におんぶに抱っこ、ひどい所では「当たり前だよ、やりなさい」というような態度でそれらの業務を強いてきたのではないかと思います。

 

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